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バンコク会議とは? にゅうずれたあ目次へ

(3)JOCSの組織改革について

平田 聡子


今回の意見収集では、実に6割の人がJOCSの組織改革について触れていました。その多くが、JOCSの「変わるべき点」あるいは「懸念されること」として挙げられています。

具体的には…

○理事会制度の廃止
○理事の人数を検討
○組織の意思決定が遅い
○意思決定のプロセスが不明瞭
○各委員会を活発化させるべき
○事務局の強化、事務局への権限委譲
○理事会と事務局の役割を明確にする
○責任の取れる組織になるべき
○コミュニケーションの取りやすい体制づくり
…などなど。なかなか厳しい結果です。
 でも、これを私達準備委員が悲観しているわけではありません。逆に、ごく少数ではありますが、第3回バンコク会議後の事務局の変化や、運営体制の曖昧さや素人っぽさがJOCSの良い点だという評価もありました。  どんな組織にも必ず問題や歪みはあり、歴史が長いほどそれは大きくなるでしょう。理想通りに進んでいる所などありません。逆に「うちは問題がない」という組織の方がコワイです。
今、JOCSでは中から組織改革の声が上がり、大きな問題として取られられていることに私は希望を持っています。さすがJOCS! 「JOCSはだれのために、何をするのか」――それを実現するためには、どんな組織で、どんなマネジメントをすればいいのか。
結局、たどり着くのはいつもここです。変わるべきこと、変わるべきでないことを見極め、具体的な形になるよう動かしていく必要があります。組織改革については、近々理事会でも一つの答えを出すそうです。それをステップに、バンコク会議ではさらに先の話し合いを皆さんに期待していて下さい。


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