【感想】:
姫野カオルコ処女三部作外伝。
修道院育ち、30過ぎて処女、ごまかしやまやかしが大嫌い、処女は奪ってもらえるけどちょっと違う形で、といったモチーフは同じ。今回は意匠として「おまんこに人面瘡」ができちゃった、というものが加わっている。
正直なところ、姫野のメッセージが明確なだけに、少しづつ装いを変えただけの同じテーマに基づいた作品を読んでも新鮮さに欠ける。
この作品では今までの自問自答からその名も古賀さん(人面瘡)という第三者を加えた「会話」になった面白さがあったけれど。
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