著者: | 山口 雅也 |
読み: | やまぐち まさや |
題名: | 『キッド・ピストルの慢心』 |
出版: | 講談社文庫 |
発行: | 2000(1995) |
読了: | 2000/11/03 |
評価: | C: ★★★ |
感想: |
『生ける屍の死』以外はこのシリーズ面白くない。普通のコミカル・ミステリ。子どもを誘拐された往年の名女優のストーリーだけは片鱗が伺えてよかったかな。 犯罪の蔭、つまり犯罪を犯してしまった人の心の闇そして病みを斜めから(パンクの視点で(?))鋭く、でも暖かく描いているってのがこのシリーズの魅力だと思っていたんだけど。 |