| 著者: | 原 宏一 | 
| 読み: | はら こういち | 
| 題名: | 『床下仙人』 | 
| 出版: | 祥伝社文庫 | 
| 発行: | 2000 | 
| 読了: | 2001/01/20 | 
| 評価: | B-: ★★★★ | 
| 感想: | 会社の奴隷と化したサラリーマンの哀しみをユーモア仕立てで調理した短編集。清水義範にやや似たところがなくもないが、テレビ寄りのどたばた劇になっているかな。 解説のイッセー尾形曰く「『ある朝、目が覚めたら自分が大きな虫に変身していた』あれは職場放棄のサラリーマンの話とも読める。カフカの仕掛けに勝るとも劣らない工夫を、本書の作者は試みている。」 |