著者: | 梨木 香歩 |
読み: | なしき かほ |
題名: | 『裏庭』 |
出版: | 新潮文庫 |
発行: | 2001(1996) |
読了: | 2001/03/19 |
評価: | B: ★★★★ |
感想: |
ミヒャエル・エンデの『モモ』のようなファンタジー小説といったらいいのか。語り口は児童向けではないと思うが。 誰かをしっかりと受け止めるということの、その人にとっての意義、意味を問い掛ける作品。 ファンタジーに縁がなかったからなのか、ところどころついていけない比喩的な表現はあったけれど、なかなか不思議な世界を感じることが出来た。 |