著者: | 早野 梓 |
読み: | はやの あずさ |
題名: | 『幸福の遺伝子』 |
出版: | 新潮社 |
発行: | 1998 |
読了: | 2001/05/27 |
評価: | C: ★★★ |
感想: |
自殺の名所になってしまっている富士青木ヶ原樹海が「命に向かってまっしぐら」であることと、人間が生態系の一部でありつつ同時に特殊(唯脳的)であることの可能性を提示する。遺伝子とフラクタルの最新理論を援用。 青木ヶ原樹海の新しい見方を提供してくれる点はA+。ただ、構成の甘さが目立ち読みにくい。登場人物がセリフを棒読みしているところも残念。 樋口さん推奨。 |