著者: | 町田 康 |
読み: | まちだ こう |
題名: | 『夫婦茶碗』 |
出版: | 新潮文庫 |
発行: | 2001(1998) |
解説: | 筒井 康隆 |
読了: | 2001/06/19 |
評価: | D: ★★ |
感想: |
ちょっと知的な不条理物語。「夫婦茶碗」「人間の屑」の二編。 作者が狂気を描きたかったというのはよ~く分かるが、それ以上でもそれ以下でもない。狂気を描くことによって何を・誰を倒したかったのか、仮想敵が見えない。 筒井康隆の解説のビアスを引いた解説とは何か論は面白い。 |