著者: | 宮部 みゆき |
読み: | みやべ みゆき |
題名: | 『R.P.G.』 |
出版: | 集英社文庫 |
発行: | 2001 |
読了: | 2001/08/25 |
評価: | C: ★★★ |
感想: |
中年男性と若いOLの殺人事件が起きる。二つの殺人事件の交差するところにはロールプレイングと化した家族の姿が。 舞台と主題を絞り込み、寄り道なしに一気に読ませる。でも宮部にはじっくりたっぷり書いて欲しい。 『理由』といい、家族のあり方にきっちり目を向けているところは流石。 ただ、(ネタバレになるので書かないが)最後のどんでんがえしはちょっと頂けない。それはないでしょ! それでこその主題ではあるのだけれど。 |