著者: | 赤瀬川 源平 |
読み: | あかせがわ げんぺい |
題名: | 『新解さんの謎』 |
出版: | 文春文庫 |
発行: | 1999(1996) |
読了: | 2001/11/23 |
評価: | B: ★★★★ |
感想: |
読み直してその面白さに再び腹を抱えて笑ってしまった。 今売りにでている電子版の『新明解国語辞典』の宣伝文句にも「ご存じ新解さん」という口調で取り上げられているくらいだから、影響力(?)の大きさ、破壊力を改めて知った。 後半の紙にまつわる話はそれなりの面白さしかない。一つを読むだけならおもしろいけど、たくさん読むと食傷気味になる。前半の新解さんが面白いのは、素材の良さによるところも大きいのかも(それを掘り出した目の付け所のよさは大いに認めるところだけど。 |