| 著者: | 本多 孝好 | 
| 読み: | ほんだ たかよし | 
| 題名: | 『MISSING』 | 
| 出版: | 双葉文庫 | 
| 発行: | 2001(1999) | 
| 読了: | 2001/12/14 | 
| 評価: | B: ★★★★ | 
| 感想: | 短編集。 「眠りの海」 「祈灯」 「蝉の証」 「瑠璃」 「彼の棲む場所」 どの作品もさえない男が主人公。さえない男ではあるけれど、人間の心の闇ということに関しては鋭い洞察力を持っていて、はかなく悲しく美しい心の闇とその夜明けを案内してくれる。 結構いい作品ばかりなんだけど、ドラマか漫画の原作かノベライズばりのくさいセリフが多くて真に迫ってこない。 「このミステリーがすごい! 2000年度」第10位 |