| 著者: | Schlosser, Eric | 
| 読み: | エリック・シュローサー | 
| 翻訳: | 楡井 浩一 | 
| 題名: | 『ファストフードが世界を食いつくす』 | 
| 出版: | 草思社 | 
| 発行: | 2001(2001) | 
| 読了: | 2002/01/06 | 
| 評価: | A: ★★★★★ | 
| 感想: | マクドナルドに代表されるファストフードのチェーンがいかに社会に見えないコストを押しつけているかを摘発する。 健康、農業、畜産業、食肉加工などアグリビジネス全般、環境、社会の根底となっているパラダイム、それらがいかにファストフード・チェーンによって犠牲になり食い物にされているかをジャーナリストの視点からルポ。 マクドナルドとディズニーの類似性、共通性、同時代性、関連性を指摘しているところも面白い。 ex) 現場に立たない(現場で役に立たない)人間が帝国を発展させた、実際の従業員には労働力しか求めないのに独自の「大学」にこだわる、など。 |