著者: | 今村 栄三郎 |
読み: | いまむら えいざぶろう |
題名: | 『決断プロフェッショナル』 |
出版: | 光文社新書 |
発行: | 2002 |
読了: | 2002/02 |
評価: | C: ★★★ |
感想: |
名リーダーと呼ばれた人々は、素早く的確な決断を下していた(だからこその名リーダー)。 なぜ彼らは重要な決断を素早く的確に行うことができたのか、その秘密、コツをさえないサラリーマンのあなたにもお裾分けしましょう ... という本。 ノウハウの解説本ではなく姿勢や心構えを説いたものなので、それを期待して読んだら裏切られた。 実在の人物の下した決断に関してはエピソード的な語り口が気になったし(真にせまってこない)、ケーススタディはB級の小説やテレビドラマを彷彿とさせるレベルの低さで全然参考にならない。 新書という装丁で誤解していたが、これは雑誌プレジデントなんかに紹介される「戦国武将に学ぶ決断の方法」みたいなちょっとお勉強した気になる大河小説だ。 |