| 著者: | 鮎川 哲也 | 
| 読み: | あゆかわ てつや | 
| 題名: | 『死びとの座』 | 
| 出版: | 光文社文庫 | 
| 発行: | 2002(1983) | 
| 読了: | 2002/03/17 | 
| 評価: | C: ★★★ | 
| 感想: | 本格推理の神様のような扱いを受けている鮎川の作品をちゃんと読んだことがない。光文社から出ている鮎川哲也コレクションから一丁読んでみるかと取り組んでみた。 ...が、特に可もなし不可もなしといったところか。 それなり面白いが、探偵役の鬼貫警部に感情移入できなかったり、登場人物の間で繰り広げられる動機を巡るやり取りから浮かび上がる物語にも没頭できなかった。 謎そのものの手前でズレを感じてしまったとでも言おうか... |