ただれた現代日本の若者のコミュニケーションをえぐり出す一人リレー小説。
読んでいるとうんざりして疲れてくるが、これが目を背けたくても現実なのだ、眼をそむけがちな事実に関してそれを鋭く提示しているに過ぎないのだ、という思いも。