| 著者: | 重松 清 | 
| 読み: | しげまつ きよし | 
| 題名: | 『日曜日の夕刊』 | 
| 出版: | 新潮文庫 | 
| 発行: | 2002/07/01 | 
| 読了: | 2002/08 | 
| 評価: | C+: ★★★ | 
| 感想: | それなりに「いい話」ばかりが収録されているのに、読後感がすっきりしない。作品から受ける印象が「ぬるい」のだ。「暖かい(中にも○○)」とか「しみじみ」「ほんのり」ではない。 物事の暗い側面との対比により「まだまだ捨てたもんじゃないよね」を浮かび上がらせる重松一流のスタイルがない。 「寂しさ霜降り」C 家庭を一度は捨てた父と、性格・容姿が正反対の姉妹。父のガンをきっかけに和解する。 |