| 著者: | 京極 夏彦 | 
| 読み: | きょうごく なつひこ | 
| 題名: | 『絡新婦の理(じょろうぐものことわり)』 | 
| 出版: | |
| 発行: | 
| 読了: | 2002/09/23 | 
| 評価: | A: ★★★★★ | 
| 感想: | 
             まったく相互の関連が見出せない事件なのに表と裏がぴったり張り付いている。偶然としか思えないのにみっちり計算されている。事件を解決しているのに真犯人の意図をきっちり実践してしまう。蜘蛛の糸に絡めとられていくしかないのか。 読めば読むほどイライラとワクワクが募る。 でもこの本、文庫なのに値段が1360円、厚さが5cm。 |