著者: | 石原 千秋 |
読み: | いしはら ちあき |
題名: | 『大学受験のための小説講義』 |
出版: | ちくま新書 |
発行: | 2002/10 |
読了: | 2002/11/07 |
評価: | B: ★★★★ |
感想: |
『教養としての大学受験国語』に続く、大学入試国語シリーズ小説編。今回も楽しませてもらった。 「それからどうした?」と読む物語と、「それはなぜ?」と読む小説の違い、受験を引いては国語教育を強く強く規定している教室的文部省的規範の古さと堅苦しさ、問題を解きながら出題する側の姿勢や力量を問い直す点、など読みどころ満載。 |