| 著者: | 高島 俊男 | 
| 読み: | たかしま としお | 
| 題名: | 『「週間文春」の怪―お言葉ですが…2―』 | 
| 出版: | 文春文庫 | 
| 発行: | 2001/01(1998/01) | 
| 読了: | 2002/12/26 | 
| 評価: | B+: ★★★★ | 
| 感想: | 再読。かつて作家を希望していたという会社の後輩に刺激されて「言葉に敏感な人に薦めたい本」をリストアップしてみたら、「高島俊男」の名前が真っ先に思い浮かんだため。 今回もまたまた痛快な日本語と漢字に関する指摘が盛りだくさん。当用漢字、常用漢字のおかしさを指摘したり、「愚妻」や「拙訳」の「愚」「拙」は「一人称」を表しているのだとか、中学高校と苦しめられた英文和訳は漢文の書き下し文に他ならない(読み下す対象が中国語から英語に代わっただけ)とか、ニヤニヤ、へー、ふーん、ほぉ、なるほど、とあいづちが止まらない。 |