著者: | 藤堂 志津子 |
読み: | とうどう しずこ |
題名: | 『熟れてゆく夏』 |
出版: | 文春文庫 |
発行: | 1991/10(1988/11) |
受賞: | 第100回直木賞受賞作 |
読了: | 2003/01/03 |
評価: | C: ★★★ |
感想: |
有閑マダムとフリーターの女の子の憂鬱とけだるさとを耽美的な筆致で描く。 どうしてこの作品が直木賞に値するのか理解に苦しむ。読み終わって本を閉じたらすべて忘れてしまいそうなストーリー、着こなせないで浮いている高級ブランド品のような情景描写、あざとい舞台設定など。 |