| 著者: | 篠田 節子 | 
| 読み: | しのだ せつこ | 
| 題名: | 『第4の神話』 | 
| 出版: | 角川文庫 | 
| 発行: | 2002/12(1999/12) | 
| 読了: | 2003/01/23 | 
| 評価: | B-: ★★★★ | 
| 感想: | バブル華やかなりしころ、一気に人気の頂点に駆け上がり、急逝した美人作家。彼女のリバイバルブームを仕掛けるやり手編集者と、伝記を書くことになった真面目でさえないフリーライター。対照的な3人の女性の生き方を描き「誠実に生きること」の意味を問う。 さすが篠田節子、という作品。どうしても一部に安易なところが見え隠れしてしまうが、人間の多面性をこれでもかこれでもかと繰り出し、一気に読ませる。 |