著者: | 夢枕 獏 |
読み: | ゆめまくら ばく |
題名: | 『あとがき大全―あるいは物語による旅の記録―』 |
出版: | 文春文庫 |
発行: | 2003/01 |
読了: | 2003/02/08 |
評価: | B: ★★★★ |
感想: |
あとがきだけを集めて一冊の本にしてしまった仰天の書。企画そのもの(発想)も、これが成り立つためのあとがきの量と質もスゴイ。 実は夢枕 獏の作品はほとんど読んだことがない。珍しいペンネームや時折り目にするエッセイなどで断片的に知るのみ。この本を読んでそのひたむきさやまっしぐらなところに好感持った。北上 次郎のまえがきも素晴らしく魅力的(あとがきの本だから敬意をはらってあとがきは本人に譲ったのか?)。 |