著者: | 藤沢 晃治 |
読み: | ふじさわ あきはる |
題名: | 『「分かりやすい説明」の技術』 |
出版: | ブルーバックス |
発行: | 2002/10 |
読了: | 2003/04/26 |
評価: | C: ★★★ |
感想: |
ビジネスパーソン向けにプレゼン(話し方、資料の書き方)をのコツ分かりやすく解説。 実はシリーズになっていて、買いたかった一作目ではなく二作目を間違えて買ってしまった。一作目(「分かりやすい表現」の技術 --- 意図を正しく伝えるための16のルール)には、なぜ道路標識はわかりにくいのか、どうすれば分かりやすくなるのか、など日常生活とかかわりのある題材に対して人間の認知の仕組みから解説を行い「なるほど」を提供していた(というのが立ち読みの記憶)。ところが本編は会社で役に立つ実用書になってしまったため、汎百のプレゼンノウハウ本になってしまった。非常にポイントが絞ってあって確かに分かりやすく看板に偽りなしではあるけど面白くはない。 著者は民間企業(メーカー)勤務で、現場を知っていてそこからのフィードバックを受け入れられる人物。研究室に閉じこもっている学者には書けない本。 |