主人公の私は物語が始まってすぐ殺されてしまう。私を殺した兄妹は死体を隠してしまう。兄妹は隠し通せるのか。ほか一遍。
『平面いぬ。』が面白かったので読んでみたが、稚拙。一発当てた作家の過去の駄作を便乗出版したものに思えてしまう。貫井徳郎で味わった悲しさを思い出してしまった。