「お前のためを思って言ってるんだぞ」「自分に正直になれ」と言った著者の嫌いな言葉が次々と槍玉にあげられる。根本には共通するものがある。言葉の表面的なやさしさ、思いやり、気遣いの裏には傲慢不遜な顔が潜んでいる、という構造。