| 著者: | 酒見 賢一 | 
| 読み: | さけみ けんいち | 
| 題名: | 『語り手の事情』 | 
| 出版: | 文春文庫 | 
| 発行: | 2001(1998) | 
| 読了: | 2003/09/01 | 
| 評価: | A: ★★★★★ | 
| 感想: | 小説における語り手の役割を、読者を煙に巻きながら問いかけるメタフィクション。 再読。2001年に初めて読んだ時の感想文もあります。 「語り手」をキーワードにすると、なぜ僕が映像を受け付けられないのか、分かったような気がする。現時点での結論は「登場人物の内面を外部の語り手が伝えることに関する技術の違いなのではないか」というもの。 |