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バンコク会議とは? にゅうずれたあ目次へ

の吟味、プログラム作りをするということであれば理想的であったのかもしれません。現在そのようにはなっていない、しかも時間的にも準備を急がなければならないということであれば、今からでも専門家・JOCS関係者が多くはいる委員会を別に設けて、準備委員もその中に加わるということもひとつの案でしょう。ただし、10月の理事会だけでこの代替をするということは難しいと思います。時間的にも限られていますし、評価にはやはり外部の眼というものが必要であると思うからです。
4)バンコク会議準備委員会にもっと理事や専門家が列席する
 これは現実問題として、理事や準備委員にその時間がとれるかとなると難しいのかもしれませんが、できる範囲であれば可能だということも言えると思いますし、私個人としては最低限これは必要だとも思います。このことができていなかったことは、準備委員会の反省点であるかもしれません。ただ、準備委員の力量から考えてあまりに示唆を受ける機会が少ないということも言えると思います。実際に準備委員が専門のゲストを呼ぶにしても問題自体がはっきりしていない事もあり、また、どの人が適切な人物なのか分かるほどの人脈がないというのが実状です。この点はいろいろな方にご協力いただかなければならないとは思います。
5)バンコク会議を問題設定の場にして、ステップを踏み早期バンコク会議開催を期する。
もし、バンコク会議をやるならばこの会議だけで決定できることには限界があるので、これを機会に第2期JOCS基本問題研究集会、第2期JOCS基本方針審議会、JOCS実施要項審議会、JOCS全体活動評価委員会、第5回ワーカー会議などが開かれるようになるようにするというのも一つの手です。ただし、これにはやはり問題がある様に思います。
いままでは「日本にいる支える人から(キ医連ー第1回)問題が出た」「外部の人を交えた会議で答申がでた(第2回)」「ワーカーから問題が出た(第3回)」→「じゃあみんなで話し合って決めようじゃないか」という構図が今回は逆になることになる。話し合った結果は理事会で決定されることになる。結局、結果として各種委員会やワーカー会議と実効力の面ではたいして変わりない事になります。これを回避するには、私案として、
・ 第1ステップ:第4回バンコク会議
・ 第2ステップ:第2期JOCS基本問題研究集会、第2期JOCS基本方針審議会、JOCS実施要項審議会、第5回ワーカー会議、JOCS全体活動評価委員会・・・・・・・
・ 第3ステップ:第5回(日本で行う)バンコク?会議の早期開催
という方法もあると思います。

★★★★★★★★おわり★★★★★★★★
以上つらつらと長く文句のようなことばかり書いてしまいましたが、バンコク会議を"神のみ声に従う実り多き会議"にするべく任命され、あるいは、立候補した準備委員に課せられているものが「バンコク会議の準備」+「発題、あるいは、議論をわき上がらせること」だとするとちょっと荷が重すぎるようにも感じます。そうではなく、それは今まで通り「バンコク会議の準備」+「議題の吟味」ということであったとしても、JOCS全体の評価に関する議論がJOCS全体で今までのところ足りない、というのは事実であると思います。よりよい方向に議論が湧き起こり、バンコク会議を"神のみ声に従う実り多き会議"とする準備ができるようにお祈り下さい。
編集後記

急に秋めき、過ごしやすい気候となりました。バンコク会議準備委員会も秋の深まりと共に、会議での具体案を深めているところです。その中で、疑問、とまどい、不安も浮上しています。この思いを皆さんと共有したく今号では、数々の問題提起を載せました。問題提起のための問題提起もあります。どうぞ、ご意見をいただけたらと思います。
暗闇の中にある我々が光を見つけることができ、正しい道を進むことができるようお祈り下さい。
                                             (担当:濱野、塚本、岡崎)


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