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バンコク会議とは? | にゅうずれたあ目次へ |
第4回「にゅうす・れたぁ」から連載が始まった「意見収集結果から見たJOCSへの問題提起」も今回で最終回となりました。
「意見収集結果から見たJOCSへの問題提起」
JOCSの会員について
原口 裕紀子
●はじめに 皆様にご協力いただいた意見収集によると、「会員」についてのご意見を下さった方は多くありません。 しかし、「これから懸案となるであろうと考えられることは何でしょうか?」「○○としてバンコク会議に取り上げたい議題は何でしょうか?」など、現在問題になっているというよりは、むしろ今後予測される重要な問題としてお答えいただいています。 また、日々私たち会員に接している事務局員の方から出たご意見が多い、ということに注目してみます。 ●具体的なご意見 先ず触れられているのが「会員数の減少」「それに伴う会費・寄付金の減少」という切実な問題です。 意見収集のご回答によれば、現在60代以上の会員が半数を越えている現実から、今後10年から20年の間に大幅な会員減少と会費・寄付金の減少が見こまれるとあります。 これは、若い世代の会員数の減少(それに伴う会費の減少)と共に、会員の意識変化による寄付金の減少があります。 また、それを食い止める具体的なご意見もいただいています。 |
・ 「国内のサポート力をどう高めていくか」 ・ 「会員に何を提供できるか」 ・ 「これから入会して下さる会員に充足感を持って関わっていただくプログラムの提供とチャンネルをどう作っていくか」などです。 ● まとめ 現在、JOCSが創設されたころと時代は大きく変化しています。特に20代から30代の若い世代では「JOCSを中心としたネットワークを作りたい」「同じ考えを持つ仲間と語り合う場が欲しい」「JOCSを通じて海外協力を学びたい」など、積極的に会員が関わるプログラムを期待しています。若い層へのアピールにおいて「魅力的なプログラム」は重要です。 今回の意見収集でいただいたご意見は、私たち会員とそれを受け入れてくださるJOCS役員・スタッフの方の気持ちが一致しています。しかしの問題をどのように解決していくかについては、今からはじまる課題といえます。 今後、この問題を多くの方に気づいていただきたく「会員」を取り上げました。 |