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バンコク会議とは? にゅうずれたあ目次へ

「クリスチャニティについて」

【内坂徹 常任理事からの発題】
・ たくさんNGOがあるなかで、キリスト者のNGOにしかできないことに活動を絞ったほうがいいのではないか。
・ 教会の人々と共に歩む、パイオニア的仕事を行う、それがJOCSの今後の姿ではないか。 数値で効果を示せない、だから他のNGOがやりたがらない、そういう仕事こそが JOCSの活動ではないか。
【石川華 準備委員からの発題】
・ アンケートでは、JOCSの変わるべきでない点として「キリスト教」を挙げる声が多かった。
・ クリスチャン条項:ワーカーに関しては決められているが、それ以外は不文律。このままで良いのか? 特に、カウンターパート。私たちは誰と共に何をしたいのか、再確認するべき。
・ JCMA条項:過去の密接なつながりはあるが、時代は変わっている。 勧めるが強制はしない、という姿勢に変わってもいいのではないか。

発題を受けて、フロアからの意見・感想・アドバイス

石川: 例えば、地元の教会がスラムで活動していなかったとする。 JOCSは一緒にやろうというのか、相手が動くのを待つのか、飛び越えて活動を始めてしまうのか?

内坂: プロポーザルしながら、それを超えていってよいのでは。 問いかけながら。やるとなれば教会とやるべき。また、NGO銀座で働くのではなくもっとニーズの高いところへ行くべき。

小澤: JOCSは、素晴らしいワーカーと働けるよう、定款を変えてきた実績がある(プロテスタント、という言葉を削除)。福音の働きを妨げないためならJCMA条項は決してタブーではない。

倉辻: 内坂氏へ質問。キリスト教会としっかりパートナーを組むということは、教会の先進性であってJOCSの先進性・先駆性ではないのでは。

島田: マザーテレサや「小さな姉妹の会」の例をみると、キリスト教の教会のカウンターパートはいない。良い悪いの問題ではないが、方針としてどうするのか、これは非常に大切な議題になる。

茅根: コソボではNGOの2/3はクリスチャン団体。世界的な視点で見れば、クリスチャンかどうかという問いは意味がない。JOCSでなければ、という視点ならわかるが。

 (文責: 山 嘉信)

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